人気アニメ『負けヒロインが多すぎる』の舞台となっている時習館高校について、深掘りしてきました。
今までになかった「負けヒロイン」がメインのストーリー。
舞台となった時習館はとても歴史ある高校で、時習館だけでなく物語の舞台となっている愛知県豊橋市にはたくさんの聖地巡礼スポットもありました。
その歴史と聖地巡礼スポットについて詳しく解説していきます。
また、舞台となった時習館がこのアニメの中でどのように描かれていて、どれほど重要な役割を担っているのかを探っていきます。
ぜひ最後まで読んでみてください!
負けヒロインが多すぎるの舞台となった時習館ってどんなところ?
人気アニメ「負けヒロインが多すぎぎる」の舞台として時習館というところが使われていますが、この時習館は架空のものなのか?実在するのか?
舞台になっている時習館について深掘りしてみました!!
最近のアニメでは実在する場所が使われているけどどうなんだろう?
時習館の存在を一緒に見ていきましょう!
時習館は愛知県に実在する高校!
愛知県豊橋市にある時習館高校は、1869年に設立された歴史ある公立高校です。
県内でもトップクラスの進学校として知られ、多くの優秀な卒業生を輩出しています。
特に大学進学率が高く、難関大学への合格者も多いことが特徴です。
学校の教育方針は「自主・自立・創造」であり、生徒が自ら考え行動できるような環境を整えています。
授業は学問の基礎をしっかりと築くことを重視し、特に理数系科目に強みがあります。
多様なカリキュラムが用意されており、選択科目や特別授業も充実しています。
また、時習館高校は部活動も盛んで、運動部から文化部まで幅広いジャンルのクラブが活動しています。
特に、陸上部や吹奏楽部は地域大会での成績が優秀であり、多くの生徒が部活動を通じて仲間との絆を深めています。
校舎はモダンで快適な学習環境が整っており、最新の設備も導入されています。
周囲の自然環境も美しく、緑に囲まれた静かな場所に位置しているため、学びやすい雰囲気が漂っています。
地域との連携も強く、地元の行事やボランティア活動に積極的に参加することで、社会貢献の重要性を学ぶ機会も提供されています。
生徒たちは学業だけでなく、コミュニティとのつながりを深める中で、人間的成長を促されています。
時習館高校は、学問と人間教育の両立を目指す学校として、多くの生徒にとって理想的な学びの場となっています。
将来を見据えた教育が行われているこの学校は、豊橋市の教育の一翼を担い、多くの期待を寄せられています。
実在する高校「時習館」を舞台にすることでその地域のPRもでき、ファンは聖地巡礼ができ地域は活性化されファンも地元民もテンションの上がる作品となっています。
実在してるのはファンにとって嬉しいですね!
舞台となっている時習館は歴史ある高校!
続いて作品の舞台になっている時習館とはどんなところか見ていきましょう。
時習館は愛知県豊橋市に実在する高校で、旧吉田藩の藩校の名称を受け継いだ伝統ある高校となってます。
- 宝暦2年(1752年) 吉田藩時習館が創設
- 明治26年(1893年) 私立補習学校が西八町に設立され、旧藩校の名称の時習館と称する
- 明治33年(1900年) 県立に移管され、愛知第四中学校と称する
- 大正11年(1922年) 愛知県豊橋中学校と改称する
- 昭和23年(1948年) 新制度実施に伴い愛知県立豊橋時習館高等学校と改称する
- 昭和31年(1956年) 愛知県立時習館高等学校と改称する
とても歴史ある学校のようですね。
中学校から高校に変わったのには驚きでした。
来年度には中間一貫高校に変わる話も出てるみたいなので、アニメ第2期などあれば舞台設定も変わってくるのか今後も「負けヒロインが多すぎる」から目が離せないですね。
なぜ時習館が舞台になっている?
『負けヒロインが多すぎる』の内容が分かったところで、次はなぜ時習館を舞台にしたのかを見ていきましょう!
歴史ある実在する高校を舞台にしたのは何か理由があるのかな?
時習館を舞台にした理由は作者の愛!
アニメ「負けヒロインが多すぎる」で時習館高校が舞台となっているのは、作者である雨森裕二の地元である愛知県豊橋市が舞台であることに由来しています。
作者が舞台を地元に決めたのは「自分の好きな場所でキャラが育ってほしい」という自身のわがままによるものだと話しているそうです。
わがままというよりは、それほど地元や作品への愛情があるようにも捉えられますね。
また、時習館高校については「特別な人が行く学校」という憧れのイメージを抱いていたそうです。
前述したように歴史ある時習館高校はやはり地元民の作者にとっても特別な学校だったようですね。
さらに時習館高校は偏差値も70と高いので、生徒さんたちが「特別な人」に見えたんでしょうか。
アニメでは、時習館高校の雰囲気を忠実に再現しており、豊橋鉄道の駅や車両、豊鉄バスの車両も登場しています。
また、エンディング・クレジットには「ロケーション協力」として「愛知県立時習館高等学校」と記載されています。
作者にとって特別な時習館高校をしっかり最後までアピールしているところが、作品や地元への愛を感じますね。
時習館以外にも聖地巡礼スポット5戦!
今やドラマやアニメ作品のファンに欠かせないのが聖地巡礼。
この「負けヒロインが多すぎる」で聖地巡礼を行うとしたらやはり時習館は欠かせません。
しかし作者が地元を「自分の好きな場所」と言うように、作品には作者の地元・豊橋市にまつわるモノ、場所が多く出てきていてファンたちは聖地巡礼を楽しんでいるようです。
その聖地巡礼場所を5つ紹介します。
- 駅ビルカフェUNOーUNO
- ボン千賀
- 豊橋市まちなか図書館
- ヤマサちくわ西駅店
- 道の駅とよはし
駅ビルカフェUNOーUNO
豊橋駅構内より東口駅前広場に出たところの右手にあるカフェ。
第5話の冒頭で、焼塩檸檬が綾野光希と待ち合わせをしていた場所。
ボン千賀
こちらも第5話で登場してきた温水和彦と八奈見杏菜がお茶した場所です。
喫茶店コーナーには、負けヒロインが多すぎるが取り上げられた当時の新聞記事や雑誌などが置いてあり、読むことも可能。
ファンにとっては嬉しいサービスですね。
豊橋市まちなか図書館
こちらも第5話で温水佳樹と権藤アサミが、第9話で温水和彦と小鞠知花が訪れた場所です。
2021年11月27日にオープンしたばかりの新しい図書館で、館内で飲食やおしゃべりも可能なカフェのような図書館。
駅前という好立地もあって、豊橋市民の憩いの場になっており、開館から閉館まで常に多くの人がいるため、撮影チャンスは滅多に巡ってこない。
ただ、撮影できたとしても案内モニターに館内の撮影は可能とあるが、写真はOKで動画はNG。
さらに個人利用にとどめる、他の人が写り込まないようにするなど、いくつかのルールが設けられているので撮影するとしたらかなりの注意が必要です。
ヤマサちくわ西駅店
第6話の冒頭で温水和彦と綾野光希が問答しているシーンに登場。
店内には、従業員の方が描いた負けヒロインが多すぎるの絵が飾られているのですが、その数がどんどん増えていき、クオリティも上がっていくそうです。
こちらもファンとしては見応えのある場所になってますね。
道の駅とよはし
こちらは第8話で温水佳樹がうずらジェラートを食べていた場所です。
豊橋市はうずらの生産量が日本一だそうです。
あまり馴染みのないうずらジェラート気になりますね。
こちらの道の駅はかなり広く人気もあり、いつ行っても混雑してるようですがその分見応えたっぷりなので作品を知らない方でも楽しめそ有です。
たくさんのスポットがあってファンにはたまらないですね!
『負けヒロインが多すぎる』の時習館とは?なぜ舞台となったのか徹底解説!まとめ
今までのアニメ作品では珍しい負けヒロインが活躍する「負けヒロインが多すぎる」。
実在する時習館という学校を舞台にするだけでなく、作者の地元・豊橋市をしっかり使っていて作者の愛を感じられる素敵な作品でしたね。
舞台となってる時習館も歴史ある高校なので、聖地巡礼も楽しくできそうですね。
作品に登場する場所もカフェや図書館など入りやすい場所で、楽しく回れそうで私自身も行ってみたくなりました。
皆さんもぜひ「負けヒロインが多すぎる」の舞台、時習館に行くようでしたら紹介した他のスポットにも足を運んでみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。