
呪術廻戦の五条家について詳しく知りたい!



御三家の家紋ってどんなのかしら?
呪術廻戦の世界で「最強」の二つ名を持つ五条悟!
圧倒的人気で五条悟が登場するとトレンド入りは当たり前、彼のカリスマ性は視聴者も釘付けにしてしまうほです。
そして彼が属する五条家は呪術界においても特別な存在として描かれています。
その圧倒的な強さや秘められた歴史は明かされておらずナゾのままなんですよね。
そこで今回は五条家の「家系図」や「家紋」に焦点をあてて明かされていないナゾや伏線につていも徹底的に考察していきます。



家系図を図解きで分かりやすく説明するよ☆
内容にはネタバレも含みますのでご注意ください。
呪術廻戦「五条家の家系図」は?平安時代から続く名家だった!


五条悟以前の世代については明らかにされておらず五条家の家系図は多くのナゾに包まれています。
五条家の登場人物が「五条悟」と「乙骨優太」のみなので全貌が明らかになっていないんですよね。
ただ五条家の先祖が実在する人物だったということが分かっています!
それでは現時点で分かっている家系図から見ていきましょう。
五条家の家系図は「菅原道真」を祖とする公家の血統!


五条家の家系図については五条悟と中心に限られた情報のみが公開されており出生もナゾなんですよね。
なので家系図といっても簡略化されたものになってしまいますがその歴史は古くなんと「祖先は菅原道真」という事が分かっています!
菅原道真は日本三大怨霊の一人である天穂日命に繋がる血統なので「五条家は公家の血統」ということになります。



神話の神と日本最大の怨霊・・・
まさに血統も呪いもサラブレッド級な家系なんだね
そして五条家の派生に五条悟と乙骨優太が並んで書かれていますが兄弟ではありません。
乙骨優太は菅原道真の子孫で五条悟の遠縁にあたります。





乙骨優太は「劇場版呪術廻戦0」の主人公で特級呪術師なんだよ
五条家の家系図がざっくり分かったところで、歴史についてもう少し詳しく深堀していきましょう。
五条家の歴史と現状を分かりやすくご説明!
五条家はその強大な力ゆえに他の呪術師家系と対立することが多く、特に御三家のひとつである禪院家とは長年の因縁があります。



過去には御前試合で両家から死者がでるような大事件が起こったんだ
現代では五条悟の存在が五条家の象徴となっています。
では次に、その呪術界全体の勢力図を大きく左右するほどの強大な力をもつ五条家の特徴を解説していきます。
五条家の特徴と術式をズバリ解説


五条家の特徴と術式を見ていきましょう!
- 五条家の特徴:六眼
- 五条家の術式:無下限呪術
まずは五条家の特徴である「六眼」について解説していきますね。
五条家の特徴:六眼とは
五条家に極めて希に現れる「六眼」は呪力に関するあらゆる情報を詳細に把握できる特別な能力です。
六眼の能力を分かりやすく4つにまとめました。
- 情報処理能力の向上:膨大な情報を瞬時に処理し最適な判断をすることができます
- 呪力の可視化:呪力の流れや量、質を視覚的に捉えることができます
- 詳細な把握:対象物の構造や弱点、潜在的な危険性まで瞬時に分析することができます
- 遠隔視認:遠くに離れた場所の状況を、まるでそこにいるかのように把握することがでます



遠く離れた場所の状況が分かる能力が欲しいわぁ~!
特売の商品が並んだらスグに買いに行くのに♪



いやいや・・・もっと有効なことに使って下さいよ
この六眼によって五条悟は呪力操作を極限にまで精密に行使することができちゃうんですね。
五条家の術式:無下限呪術とは?
五条家の相伝術式である「無下限呪術」は空間を自由に操れる強力な術式です。
- 無限:近づくものとの間に無限の距離を作り決して触れさせない防御術式です
- 術式「蒼」:収束する無限の力で触れたものを消し飛ばします
- 術式「赫」:斥力を持つ無限の力で周囲のものを吹き飛ばします
- 虚式「茈」:「蒼」と「赫」を衝突させて虚構の質量を生成し触れたものを消滅させる奥義です
この術式を組合わせることによって五条悟は攻守ともに圧倒的な力を発揮します。
そして「六眼」と「無下限呪術」の組み合わせにより、まさに無敵といる存在なのです!
呪術廻戦「五条家の家紋」モチーフは梅!?歴史的背景から徹底考察


結論から言うと、五条家の家紋は明らかにされておらずナゾのままです。
五条家の家紋はその強大な歴史を象徴するもので五条家の人々にとって誇り高いものだったと考察されます。
古い歴史から探ってみることにしましょう。
五条家のルーツから探るデザインの秘密
先祖である菅原道真が梅の花をこよなく愛したことから「梅の花」が菅原家の家紋のモチーフとなっています。
ということは家紋のデザインは家の歴史や思想を反映するものなので、ルーツから考察すると菅原道真の家紋の梅の花をモジって使用しているのではないでしょうか。
例えば、中心に「梅の花」や「六眼」を象徴するような神秘的模様をあしらったデザインなど考えられます。
また五条家の術式である「無下限呪術」は空間を自由に操る能力や無限の可能性を秘めています。
このことから家紋には「無限」や「空間」を象徴するような幾何学模様が用いられているかもしれませんね。
五条家の家紋が明かされない理由は「道真の怨念」が原因!?
五条家について家紋が具体的に描かれていないことには意図があるのではないかと推察します!
これも伏線のひとつなのか・・・。
「最強」という絶対的な存在である五条家があえて家紋を明らかにしないのには、演出以上の深い意味が隠されているのではないでしょうか?
菅原道真を象徴する「梅鉢紋」が有力だと考察しましたが作中で明記されないのは、もしかすると道真の呪いが関係しているのかも知れません。
道真は政治の敵により無実の罪を着せられて大宰府に左遷されてしまいます。
その怨念は凄まじいもので死後も都では様々な異変が起きたと伝えられています。
もしかすると・・・五条家は道真の強大な呪力を封印するために、あえて家紋を隠しているのかもしれません。
最強ゆえに家紋を持たないという選択


歴史的背景から五条家の家紋を考察してきましたが、そもそも五条家はあえて家紋を持たないとも考えられます。
最強であるがゆえに家紋に頼る必要もありません。
とくに五条悟は「天上天下唯我独尊」という言葉を体現するような存在です!
彼にとっては家紋などという型にハマった形式は無意味なのかもしれませんね。
呪術廻戦ファン必見!日本三大怨霊の呪いが現代に蘇る!?


呪術廻戦ファンなら知ってていまさらかも知れませんが、呪術廻戦の根源は人間の負の感情から生まれる「呪い」です。
この呪いは「恐怖」「憎悪」「嫉妬」など人が抱くあらゆる負の感情が形になったものでそれが「呪力」となり「呪霊」と呼ばれる存在を生み出すのです。
そして物語のルーツを探るとこの「呪いの根源」は平安時代にさかのぼります。
ルーツを知ると呪術廻戦がもっと面白くなる!日本三大怨霊とは?
日本三大怨霊とは3人の人物を指します。
- 菅原道真(すがわらのみちざね)
- 平将門(たいらのまさかど)
- 崇徳天皇(すいとくてんのう)



歴史の教科書で知っている偉い人だよね?
なんで怨霊って言われてるの?
歴史上の有名人物で名前は知っていてもなぜ怨霊といわれているのでしょうか?
歴史の授業のような内容になりますが、眠くならないように分かりやすくご説明しましょう!
菅原道真
菅原道真は平安時代の貴族で学者、政治家でもありました。
しかし政敵との争いで大宰府に左遷されてしまい失意のうちに亡くなりました。
その後都では異変が相次ぎ道真の怨霊が祟りをなしていると恐れられました。
平将門
平将門は平安時代の武将です。
関東で勢力を拡大しましたが朝廷との戦いに敗れ討ち死にしました。
その後将門の首が都に飛んで、怨念をまき散らしたという伝説が残っています。
崇徳天皇
崇徳天皇は平安時代の天皇です。
保元の乱で敗れ讃岐に流刑となります。
天皇は自らの血で経を書いて朝廷に送りましたが無視されてしまいます。
不遇の扱いをうけ、その怨念は凄まじいものに増幅され死後怨霊となって数々の災いを引き起こしたと伝えられています。
日本三大怨霊の呪い
日本三大怨霊の呪いは現代にも影響を与えています。
彼らの強い怨念は災害や疫病、事件を引き起こすと考えられています。
呪術廻戦では日本三大怨霊が呪いの根源として描かれています。
とくに五条家の祖先が菅原道真であるという設定は物語に深みを与えています。
呪術全盛の時代である平安時代から現代に繋がる物語の背景を深く知ることで呪術廻戦の新たな発見ができるのではないでしょうか。
呪術廻戦「御三家の関係図」からみる歴史的背景とは?


さて日本三大怨霊のご説明をしましたが、御三家のなかで五条家は先祖が菅原道真でした。
日本三大怨霊にあてはめて考察してみましょう。
禪院家の元ネタは平将門?
「平家にあらずんば人にあらず」という平家の有名な家訓がありますが、禪院家の家訓は「禪院家に非ずんば呪術師に非ず、呪術師に非ずんば人に非ず」なんですよね。
なんだか似てませんか?
菅原道真の血統である五条家と非常に仲が悪い禪院家の血統が同じ「日本三大怨霊」の平将門という話はありそうですよね。



式神使いから元ネタが陰陽師の「安倍晴明」って話もあるよ
禪院家は平将門の家系で、相伝の術式の元ネタが安倍晴明なのではないでしょうか!
加茂家の元ネタは崇徳天皇?
血を操る「赤血操術」のモチーフになったのは日本三大怨霊の一人崇徳天皇であると考えられます。
血で呪う逸話はまさに「赤血操術」のイメージそのままですよね。
また加茂家の祖先は平安時代に陰陽道で活躍した加茂忠行といわれています。



加茂忠行は安倍晴明のお師匠さまで陰陽道の基礎を築いた人なんだよ
このことから加茂家の先祖は加茂忠行で元ネタが崇徳天皇なのではと考えられます。
日本三大怨霊の歴史や逸話を知ってから呪術廻戦を観るとまた違った観点からストーリーが見えてくるかもしれませんね。
呪術廻戦五条家の家系図!家紋を徹底調査!まとめ


さて呪術廻戦五条家の家系図と家紋について解説してきました。
まず家系図についてまとめると次のとおりです。
- 五条家の家系図は登場人物が「五条悟」と「乙骨優太」しか明かされていません
- 五条家は平安時代から続く公家の家系でした
- 五条家の家系図は実在する「菅原道真」が先祖です
- 五条家の現当主は最強と謳われる五条悟です
五条家の祖先が学問の神様菅原道真で、その血統である五条悟が呪術高専の教師という設定もうなずけます。
五条悟の魅力は圧倒的な強さや魅力的な外見の他に、生徒思いの先生としても人気があります。
五条悟について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考に読んでみてくださいね。


また家紋についてまとめると次のようになります。
- 五条家の家紋は明かされていません
- 歴史的背景から考察すると五条家の家紋は「梅鉢紋」かもしれません
- 家紋が明かされない理由は「道真の怨念」が原因かもしれません
- 最強ゆえに家紋をわざと持たせなかったという選択もあり得ます
五条家の家紋については以前ナゾのままですが、祖先の菅原道真が好きだった「梅の花」や「六眼」がモチーフになっているのではないかと考えられます。
五条家を徹底調査しましたが、平安時代から続く歴史がバックボーンとなっておりロマンを感じました。
「呪い」を巡る戦いを描いた呪術廻戦の名家らしいストーリー展開ですよね。
この記事を参考に見直してみると今まで見えなかった事実もみえてくるかも!
呪術廻戦が倍面白くなること間違いなしです!
ここまでお読み頂きありがとうございました。