宇宙の定説をくつがえす少年の壮大な物語「チ。-地球の運動について-」
みなさんはもうお読みになりましたか?!
10月5日から放送されてるアニメの評判もかなり良いよね
マンガ大賞も獲ってるし面白いことは間違いなさそう!
気になってるんだけどなんだか難しそうで中々手が出ないのよね
面白いって言われてる理由とか知りたいな
日本のアニメって外国の人にも人気だよね
海外の反応も気になるかも♪
「チ。」は〇〇説やら〇〇教やらと小難しい言葉がたくさん出てくる印象ですが、作中で噛み砕いて分かりやすく説明してくれているので安心してください!
この記事では「チ。」が面白いと評判の理由について詳細にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
最後に、「チ。」に対する海外の反応もご紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
『チ。ー地球の運動についてー』が面白い理由2選とは?!あらすじも気になる!
実際に読んでみると気楽に楽しめる「チ。」ですが、内容が内容だけに「難しそう」という声が多いのも事実です。
ここでは、「チ。」が面白いと言われる理由2選について分かりやすくまとめていきます。
あらすじを読んでおくと漫画もスムーズに理解できるので、最後にご紹介するので参考にしてみてください♪
「チ。」が面白い理由1【知的好奇心がくすぐられてワクワクする】
「チ。ー地球の運動についてー」は15世紀の天文学を題材としたストーリーです。
その時代で定説とされる天動説を否定し、たった1人で地動説を証明しようとする超頭の良い主人公が魅力的なんですよね。
「天動説」とは地球を中心に太陽が周回しているという説です。
逆に「地動説」は太陽の周りを地球を周回しているという説です。
現代の科学では地動説がスタンダードとなっています。
どれだけ周りから反対されても、自分が信じる「真理」を証明するべく研究に励む姿を見ていると、こっちまで勉強したくてムズムズしてきちゃいます!
ふだん私たちは「事実」や「真理」といった言葉を使うこともあると思いますが、科学的な真理とはニュアンスが異なるのです。
たとえば「チ。」で扱われる物理的な理論でいうところの「真理」は”その時代で誰がどう見てもシンプルに説明できる理屈”が「真理」と呼ばれます。
つまり科学的な真実というのは私たちがイメージするような絶対的に揺るぎない事実って意味ではないってことね!
そうよ!
あくまでその時代に最もシンプルかつ納得のいく説が、とりあえず”その瞬間”は「真実」ということになるのよ
その真実が作中では「天動説」に当たり、天動説の地球中心説がキリスト教の世界観に通ずることから、キリスト教が天動説を支持する理由となっていたようです。
ちなみに本作に出てくるC教のモデルはキリスト教よ♪
キリスト教の教えによると、「人間は神に作られた特別な存在」だから、
人間(≒地球)が宇宙の中心であり、これが動くはずは無いという解釈だったらしいよ
C教(キリスト教徒)のラファゥが公の場で、天動説に矛盾する地動説を唱えようものなら、直ちに反逆者扱いされるわけです。
「真実」とされている天動説を、地動説でひっくり返そうと奮起する少年の熱い戦いを目の当たりにすると、読んでいるこっちまで血湧き肉躍ってきます!
「チ。」が面白い理由2【勉強の楽しさについて身をもって知れる】
「チ。」を読めば、研究や勉強はじつに楽しくそれでいて人生を豊かにしてくれるもので、それが自由にできることへの感謝の気持ちすら覚えるはずです♪
「チ。」の世界では、研究するだけでも秘密裏にしなければならず、背徳感を抱えながら取り組むしか無かったのです。
そんな中でも、自分の信念に基づいて研究に励む主人公を姿を見ていると、改めてこの時代は「自由に勉強できる」という意味で良い時代だと思います。
また、「チ。」を読むことで、歴史や宗教の造詣を深められます!
楽しく漫画が読めて歴史にも強くなるのは一石二鳥ね♪
今でこそ地動説が一般的な解釈ですが、中世のヨーロッパでは地球が世界の中心であることが当たり前だった時代背景が細かく描かれています。
天動説を否定することはそのまま宗教を否定することにつながり、純粋なカトリック(キリスト教徒)と対立するわけです。
その結果、どのような流れを経て地動説が市民権を得て一般化されていったのかを学べます。
「チ。」を読めば、面白いのはもちろんのこと、学ぶことの楽しさも実感できると思います。
「チ。」のあらすじと主要キャラクター6人
時は15世紀のヨーロッパ某国。
飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。
彼は周囲の期待に応え、当時最も重要視されていた神学を専攻すると高らかに宣言したが、以前から熱心に打ち込んでいる天文学への情熱は捨てられなかった。
ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会った。
異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。
フベルトが研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「アル仮説」だったのだ…
ラファウ
若干12歳で大学に飛び級で入学した天才的な少年。
その頭の良さで上手に世の中を渡ってきたが、地動説に魅せられ…
フベルト
ラファゥの義父の知人。
”禁じられた研究”をしていたことで収監されていたが…
ノヴァク
審問官。
思想は持っていないが、娘を守るためならどんなことも仕事と割り切って実行する。
オクジー
超ネガティブ思考の代闘士。
高い視力を持つが、空を見ることに恐怖している。
虚無主義で、早くあの世に行きたがっている。
バデーニ
修道士。
自分の知的好奇心に従って行動を起こした結果、協会の人たちに眼を焼かれたうえ左遷されてしまった。
ヨレンタ
女性差別を受ける天文研究助手。
宇宙論の施設にいるが、「女だから」という理由で大きな仕事を任せてもらえず苦悩している。
『チ。ー地球の運動についてー』海外の反応が凄かった!
日本では絶大な人気を誇る「チ。」ですが、ジャパニーズアニメといえば海外の反応も気になりますよね!
今やアニメは日本を代表する文化だからね♪
海外にもかなりコアなアニメ好きがいるから
そんな人たちの評価も気になる!
ここでは、海外の反応について詳しく見ていきます。
※悪い評判はとくに確認できなかったので、良い評判について具体的に見ていきます。
「チ。」に対する海外の反応【良い評判】5選
One of the best of this season
(今シーズンで最高のアニメの1つだ)
I chased the manga and was not disappointed
(漫画を追いかけたけど期待通りだったわ)
It is a masterpiece, no doubt about it
(間違いなく傑作だね)
One of the best manga I’ve ever read…! Animation looks amazing. I cannot wait!
(これまで読んだ中で一番面白い漫画!アニメ化が待ちきれないよ)
Super underhyped
(もっと評価されるべきアニメだね)
引用元:YouTube
「チ。」に対する海外の反応【まとめ】
漫画版「チ。」の評判は、ストーリー・キャラ・メッセージ性どれをとっても高評価でした。
それぞれのキャラに固定ファンが多い印象だわ
キャラの動機と行動が分かりやすいから
話がすんなり入ってくるんだよね
さらに、アニメ版では紙の本では描けなかった幻想的な「夜空」など、映画レベルの作画も人気です!
本編もそうだけど、「チ。」はOPとEDの曲もそれぞれ名曲揃いで人気よ
OP曲はあのサカナクションだし
全体的に力の入った作品ね
【チ。ー地球の運動についてー】が面白い理由!海外の反応を徹底調査!まとめ
ということで今回は「チ。ー地球の運動についてー」が面白いと評判の理由2選について主にご紹介しました!
「チ。」が面白いと言われるポイントは以下の2つでした。
・知的好奇心がくすぐられてワクワクが止まらない!
・歴史/宗教が分かりやすく学べるうえ、勉強の楽しさが分かる!
「チ。」の最大の魅力は漫画としてただ面白いだけでなく学びがあることです。
読後は、なんとなく人間として一回り大きくなった感じさえするのよね
色んな意味で満足感のあるアニメだよ
海外の反応も、作画やストーリーなどの絶賛コメントが多い印象でした。
海外の反応の良さが「チ。」の作品としての完成度を物語ってるね!
アニメの放送が待ちきれなくて漫画に手を出す海外勢が続出してるわよ
「チ。」は、ただ天動説はこのように地動説にとって変わられました!で終わりではなく、歴史や宗教などの時代背景から、価値観や道徳など色々と考えさせられる深いアニメです!
科学に興味のある方はもちろん、理論とか難しいことは分からないけど胸熱で感動するアニメが好きな方にもオススメですよ♪
どんな逆境にもめげずに立ち向かう熱い少年のドラマを見れば、あなたの心にもグッと来るものがあるはず!