青の祓魔師2期は、原作に忠実な内容で期待されていましたが、視聴者の間では2期が「おかしい」と感じられるシーンが多く見受けられます。

その理由は、1期と2期の間に生じた時系列の矛盾!



キャラクターの関係性のリセットもおかしいと言われているよ!
例えば、燐の正体が再び疑われるシーンや、成長の過程が急に戻ったように感じられる場面など、1期の流れを引き継がない描写が多く見られます。
このような矛盾が続くことで、青の祓魔師の物語が本来持っていた一貫性が損なわれ、視聴者に混乱を招くこととなりました。



実際にどのようなシーンで「おかしい」と感じたのかな?



具体的な例を交えながら検証していくよ!
青の祓魔師『2期』がおかしいと言われる理由3選


青の祓魔師2期「京都不浄王篇」は、原作に忠実なストーリー構成と美しい作画で多くのファンを魅了しました。
しかしその一方で、「なんだかおかしい」「話のつながりが不自然」といった声が視聴者の間で上がっています。
特に、キャラクター同士の関係性やストーリーの時系列に関する違和感は、シリーズを通して追ってきたファンほど気になるポイントです。
ここでは、青の祓魔師の2期で「おかしい」と感じられる主な理由と、実際に作中で見られる矛盾点について詳しく検証していきます。
理由1:時系列が崩壊している
青の祓魔師2期が「時系列が崩壊している」と言われる最大の理由は、1期の終盤で描かれたアニメオリジナル展開が、2期では完全に“なかったこと”として扱われている点にあります。
1期は原作漫画のストーリーをベースにしつつも、後半からはアニメ独自の展開が多く盛り込まれました。
その中では、主人公・奥村燐がサタンの息子であるという衝撃の事実を仲間たちに受け入れてもらい、徐々に信頼を取り戻していく様子が描かれた。



燐と仲間たちとの関係性は、試練を経てようやく修復され、感動的なラストを迎えたのです。



ところが、2期ではその流れが一変するよ!
2期のタイトルにもある通り「京都不浄王篇」は、原作に忠実なエピソードであり、物語の時系列としては1期の中盤あたりに戻ったかのような位置づけでスタートします。
そのため、2期では再び仲間たちが燐の正体を知って驚いたり、警戒したりする場面が描かれており、視聴者からはこのような声が多く上がりました。



なんで今さら?



もう和解したんじゃないの?
つまり、1期後半のアニメオリジナル展開と、2期の原作準拠ストーリーとの間に“物語の断絶”が生まれてしまったのです。
この構成の違いこそが、視聴者にとって「時系列が崩壊している」「キャラクターの関係性がリセットされている」と感じさせる大きな原因となっています。


理由2:アニメのオリジナル要素が強すぎる
青の祓魔師2期『青の祓魔師 京都不浄王篇』は、基本的に原作漫画に忠実なストーリー構成となっています。
そのため、第1期後半で展開されたアニメオリジナル要素とは異なり、原作本来の流れに沿った形で物語が進行していきます。



しかし、原作通りとはいえ、アニメならではの改変や演出の簡略化が全くないわけではありません。
アニメのオリジナル要素に対する視聴者の指摘はこのようになっています。
- 原作に存在する一部のセリフやシーンがカットされている
- 原作の描写が短縮されている
- キャラクターの内面描写がやや希薄になってしまっている
とくに目立つのが、勝呂竜士や志摩廉造といった仲間たちが、燐に対して抱いていた葛藤や不信感が、十分に掘り下げられていない点です。
原作では、それぞれが複雑な思いを抱えながら、徐々に燐との絆を取り戻していく過程が丁寧に描かれており、キャラクターの成長や関係の変化に説得力がありました。
ところが、アニメ版ではその部分が展開上の都合で大幅にカット、もしくは簡略化されてしまったことで、視聴者からこのような声があがりました。



なぜ急に仲直りしたの?



もう許してるの?
このように、感情の流れが唐突に映ってしまう場面があるのです。
このような編集方針はテンポ重視であるとも言えますが、そのぶん感情移入がしづらくなってしまったという声も多い。



原作ファンや1期からの視聴者にとってはやや物足りなさを感じる一因となっているようです。


理由3:京都不浄王篇との一貫性がない
青の祓魔師2期『青の祓魔師 京都不浄王篇』は、原作コミックスの第5巻から第9巻にかけて描かれている「京都不浄王篇」に準拠した内容となっています。
しかし、その一方でアニメ1期で描かれた省略・改変された展開との一貫性が取れていないという点が、視聴者の間でたびたび問題視されています。
例えば、これらのストーリーはキャラクターとしての成長や心理的な変化を示す重要なエピソードでした。
- 1期の中盤から終盤にかけて描かれたアマイモンとの戦い
- 燐が魔剣の倶利伽羅(くりから)を用いて青い炎の力をコントロールするまでの過程
ところが、青の祓魔師アニメ2期ではそれらの描写が曖昧であったり、ほとんど触れられていなかった。
これにより物語の流れを1期から引き継いで観ているファンにとっては、次のような違和感を抱かせてしまいました。



唐突すぎる!



辻褄が合ってないじゃん!
さらに、1期では燐がサタンの子であるという衝撃的な事実を明かし、それを受け入れてくれる仲間たちとの信頼関係を築いていくという感動的な展開が描かれていました。



仲間たちが恐れや葛藤を乗り越えて燐を理解し、共に戦う姿は、視聴者にとっても大きな見どころの1つだったよ。
しかし、2期の序盤ではその流れがリセットされたかのように、燐は再び周囲から警戒され、孤立した状態から物語がスタートします。
視聴者によっては、このように感じてしまう人もいました。



まるで1期の終盤がなかったかのようだ…



前作の感動をなぜ無視するのか?
このように、1期で描かれたアニメオリジナル展開が2期では完全に継承されず、物語が矛盾しているように見えることが、ファンの間で「おかしい」「時系列がつながっていない」と言われる大きな要因となっているのです。
青の祓魔師2期の作中で見られる『矛盾』シーン・違和感の例


青の祓魔師2期では、原作に忠実なストーリーが描かれる一方で、1期を視聴したファンにとっては「何かがおかしい」と感じるシーンが随所に登場します。
特にキャラクター同士の関係性や感情の変化が、1期の終盤と一貫性が取れていない点は、シリーズを通して追ってきた視聴者ほど強い違和感を覚える部分です。
以下では、作中において特に顕著に見られる矛盾や違和感のあるシーンを3つの観点から詳しく掘り下げていきます。
燐の立ち位置が再び孤立気味に描かれている



まず最も多くのファンが違和感を抱いたのが、主人公・奥村燐の仲間たちとの関係性の描写です。
1期後半では、燐がサタンの息子であることが明らかになったことで、一時的に仲間たちとの信頼関係が崩れます。
しかし、物語が進む中で少しずつ誤解が解け、葛藤を乗り越えて再び絆を築いていく様子が丁寧に描かれました。



特に志摩や勝呂、しえみとの関係修復は、1期後半の重要なドラマとして多くの視聴者の心に残っているよ!
ところが、2期が始まると、まるでその過程がなかったかのように、再び仲間たちが燐に対して強い警戒心を抱いている描写が登場します。
たとえば、サタンの子であることに対する恐れや距離感が、1期中盤での暴露直後のような状態に逆戻りしているのです。
視聴者からはこのような声があがりました。



え?またこの関係性からやり直し?



このリセットされた関係性こそが、多くの人にとって最大の違和感のひとつとなっています。


雪男の心情と態度の変化が不自然に見える



次に注目したいのが、燐の双子の弟である雪男の感情の動きと態度の変化です。



1期を通して、雪男は燐に対して複雑な感情を抱いているよ。
兄でありながらも自分より圧倒的な力を持つ存在であり、同時にサタンの血を引く者として、恐れや嫉妬、劣等感などが入り混じった感情が描かれていました。
しかし、1期終盤ではその感情も少しずつ整理され、兄弟としての絆が再び強まっていく兆しが見えていました。



ところが2期では、雪男が再び燐に対して冷たく突き放すような態度を取っている場面が見受けられます。
ときには明確な不信感すら感じさせるような対応もあり、前作での感情の進展が帳消しになっている印象を受けます。
このギャップにより視聴者によっては次のような印象を持った人も少なくないはず。



雪男ってこんなキャラだったっけ?
連続して視聴していると、感情の流れが不自然に断絶しているように感じられ、キャラクターの成長がリセットされたような印象を受けてしまいます。


見覚えのある設定が“初見”として扱われている
さらに、物語の展開においても「既に見たはずの場面が、なぜかまた取り上げられている」という既視感と違和感が入り混じる演出が見受けられます。
たとえば、燐が魔剣・倶利伽羅(くりから)を抜き、サタンの力を解放するシーンは、1期で何度も登場しており、そのたびに葛藤や成長が描かれてきました。



にもかかわらず、2期ではあたかも初めてその力に向き合うかのような扱いで描写されているよ。
また、力を制御できずに暴走しそうになる燐に対して、仲間たちが驚いたり恐れたりするシーンに対してこのような声も。



あれ?このリアクション、前にも見たぞ?
これらは、アニメ第2期が1期後半を“なかったこと”として物語を再構成していることによる副作用です。
視聴者にとっては、まるでデジャヴのような感覚と、「前に見たのにどうしてまた?」という混乱が残る結果となっています。
青の祓魔師2期とは?ストーリーと放送順の基本情報


青の祓魔師2期は、2017年に放送された「京都不浄王篇」であり、原作漫画のストーリーを基にした本格的な続編です。
1期の放送から約6年の間隔を経ての登場となり、その期待度も非常に高かったこの2期は、ファンにとって待望の続編であり、原作の熱心な支持者にも大きな注目を集めました。
ここでは青の祓魔師2期の基本的な情報を整理し、ストーリーの概要や原作との対応関係、1期との放送順や時系列について詳しく解説します。
2期「京都不浄王篇」の概要
青の祓魔師2期の「京都不浄王篇」は、原作漫画の第5巻から第9巻にかけて展開されるエピソードをアニメ化したものです。
この物語では、燐や雪男たちが通う真教寺のある京都で、「不浄王」という強力な悪魔が暴れ、教会や祓魔師たちがその脅威に立ち向かう姿が描かれます。



物語の中心には、燐がサタンの子であることが知られることによる周囲との葛藤や、彼の成長の過程があるよ。



さらに新たなキャラクターたちも登場し、物語に緊張感を与えている!
特に「京都不浄王篇」の魅力的な点は次の2つです。
- 燐が持つ青い炎を操る力
- 力を制御するための葛藤
燐は、仲間たちと共に数々の試練に立ち向かう中で、自分の力をどう扱うべきかという大きな問いに直面していきます。
また、物語を通して燐とその仲間たちの絆が深まり、感動的な成長が描かれます。


原作との対応関係
青の祓魔師2期「京都不浄王篇」は、原作漫画に忠実にアニメ化されていますが、1期ではオリジナルストーリーが多く含まれていたため、その内容との一貫性が問題となる場面もあります。



原作漫画では、燐がサタンの子であることが物語の大きなテーマ。



その存在が物語の中で重要な役割を果たすよ!
青の祓魔師2期では、原作に基づいた形で進行するため、1期のアニメオリジナル要素とは若干の食い違いが生じてしまう部分もありますが、全体的には原作の世界観やキャラクターの成長を尊重して描かれています。


1期との放送順と時系列の整理
青の祓魔師1期の放送は2011年にスタートし、原作の初期エピソードをベースに物語が進行していました。



1期のラストでは、燐がサタンの息子であることが仲間たちに明かされたよ。



そして燐と仲間たちとの関係が修復される流れが描かれたんだよね!
しかし、青の祓魔師2期の「京都不浄王篇」は、原作の流れに沿った形で進行するため、1期で描かれたアニメオリジナルのストーリーは無視されたり、矛盾したりする場面が見受けられます。



特に、1期終盤で描かれた燐と仲間たちの和解の進展が、2期では再びリセットされたように描かれていたよ。



これが視聴者にとって大きな違和感を呼ぶ要因となったんだね。
時系列としては、1期のラストから続く形ではなく、2期の物語は1期の後日譚であるものの、1期で描かれたオリジナルエピソードの内容を“なかったこと”にした形でスタートしています。
このため、1期と2期の間にはやや隙間が生じており、物語の流れに一部不自然さを感じることがあります。
また、1期と2期の間には約6年のブランクがあり、この間にアニメファンや原作の読者層にも変化がありました。



これによって青の祓魔師2期を初めて視聴するファンにとっては前作の内容を覚えていない場合もある!



そのため再視聴や復讐が必要となることもありそうだね…
【青の祓魔師】2期がおかしい?時系列など矛盾するシーンを検証!まとめ


青の祓魔師2期は、原作に忠実なストーリーが展開されていますが、その中で2期が「おかしい」と感じられる部分がいくつかありました。
- 1期と2期の間の時系列が一致しない
- アニメのオリジナル要素が強い
- 物語の一貫性が欠けている
特に、1期からのキャラクターの関係性や成長がリセットされたように描かれており、視聴者に混乱をもたらしています。
例えば、燐の正体に対する仲間たちの反応や、過去の成長を無視した描写などがその一例です。
最終的に、青の祓魔師2期は、1期との繋がりを無視したような描写が目立ち、物語の一貫性を欠いた「おかしい」と感じるシーンが多く存在しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。