マンガ『住みにごり』の人気が沸騰しすぎて「ヤバイ」ことになっています!
「ビートたけしさん」や「麒麟の川島明さん」など有名人が絶賛して、いっきに話題になったマンガなんだよ!
そして『住みにごり』を読んだ読者からは、登場人物の森田純夏(もりたすみか)がヤバイと騒がれているんですよね。
『住みにごり』は、いつも不穏な空気がただよう先が読めない新感覚のホームドラマです。
主人公の彼女である森田はかわいい普通の女の子に見えますが、怖い正体を隠していました。
あれ?森田ってヒロインじゃないの?
かわいいのに、いったい何がヤバイんだろう?
さて、森田がヤバイと言われるほど正体が怖い理由を詳しく掘り下げてご紹介していきます。
※内容にはネタバレも含みますのでご注意ください。
住みにごり『森田』がヤバイと話題!かわいい顔に秘められた正体
『住みにごり』は西田家の物語を描いた作品で、両親と3人兄弟の5人家族。
家族構成も一般的な家庭なんですが、全員とっても個性的でキャラが濃いんですよね。
特に父親と兄があぶないオーラ満載ですが、この2人よりも森田がヤバイらしいのです。
では、森田のヤバイ正体を暴いていきましょう!
森田とは「どんな人物」か簡単に解説
『住みにごり』の森田純夏は、主人公である西田末吉(にしだすえきち)の幼馴染です。
末吉と同級生で学生時代はレスリングをしており、社会人になってからは書店で店員として働いています。
小さい頃からよく遊んだ仲でしたが、末吉が東京の大学に進学したのを機に疎遠になっていました。
森田は明るくて誰にでも気軽に接するので、人気がある性格みたいだよ!
末吉が東京での仕事を辞めて実家に戻った際に偶然再会し、その後に恋人関係になります。
と、ここまでは普通ですよね?
幼馴染と恋愛って、よくあるパターンじゃないの?
ずっと好きだった女の子と付き合えるなんて最高じゃん!末吉!羨ましすぎるぞ!
ヤバイのはここからです!
森田は西田家に入り込むために、末吉の気持ちを利用したのです。
森田は「父親の不倫相手」だった
なんと森田の正体は、末吉の父親である憲(けん)の不倫相手だったのです!
ある日、万引きをして捕まった森田を助けてくれた憲にときめいてしまいます。
幼少の頃から家族の愛に飢えていた森田は、仲が良い西田家が羨ましくて仕方ありませんでした。
そして雨の日に、たまたま森田を車に乗せたことがきっかけで2人は不倫関係がはじまったのです。
その時、まだ森田は18歳・・・。
森田は車の中で憲を押し倒し、自ら関係を迫りました。
森田って行動力があって大胆だなぁ~!
不倫関係は憲から別れを切り出され、約2年で破局を迎えます。
でも西田家の家族になりたかった森田は、別れる際に不倫の証拠を残してるんですよね。
住みにごりの森田が『ヤバイ理由4選』怖い本当の正体とは
さて本題の『住みにごり』森田のヤバイと言われる怖い本当の正体を深堀していきましょう。
ヤバイと言われる理由を4つにまとめてみました。
- 目的のためなら手段を択ばない
- 不倫相手をじわじわ追い詰める
- 不倫相手に自分を殺させようとした
- 不倫相手の妻に直接暴露した
リスト項目を見ただけでもヤバイ匂いがプンプンしてくるよ・・・
➀目的のためなら手段を択ばない
森田の目的は2つあります。
- 憧れていた西田家を終わらせること
- 不倫相手の憲に殺してもらうこと
そしてヤバイほど怖いのは、この目的を果たすために末吉を利用したことです。
西田家に入り込むために息子の末吉と付き合ったのです。
森田と憲の不倫関係は物語が進むまで伏せられていたので、単純に幼馴染が再会して恋愛に発展したのかと思いましたが違ったんですよね。
プロポーズしようとしていた末吉に平然と「利用してただけ」と言っちゃうのも怖すぎます。
兄のフミヤにも色目をつかうなどあらゆる手段をとるんですが、考えて見ると西田家の男は全員、森田が好きなんですよね。
目的のために男も手玉にとる森田の行動が、怖くてヤバイと言われる理由の一つです。
②不倫相手をじわじわ追い詰める
『住みにごり』森田がヤバイと言われている2つ目の理由は、不倫相手である憲を脅していたからなのです。
しかもあからさまに脅迫するのではなく、外堀からじわじわと埋めていく感じなんですよね。
- 不倫現場を撮ったDVDを持っている
- 不倫相手の妻百子の愛読書である「なぞなぞ本」に、憲との関係を書いていた
映像をDVDにして残しているのも怖いです。
そして森田のヤバイ行動は、不倫相手の妻が必ず読む本に実名で書込みをしているんです。
いつ妻の百子が気づくのかハラハラしちゃいますよね。
不倫したことがバレては困る憲を弄ぶかのような態度は、楽しんでいるようにしか見えません。
③不倫相手に自分を殺させようとした
『住みにごり』森田がヤバイと言われている3つ目の理由は、不倫相手だった憲に自分を殺させようとしたことです。
家族やレスリングなど何もかも上手くいかず、大人になっても職場を往復するだけの人生に嫌気をさしていました。
10年前に別れた憲を忘れることもできずに毎日死にたいと思っていた森田は、最後に大好きだった人に殺してもらおうと決意します。
まんまと森田の意図にハマった憲は、過去の不倫の証拠を消すために必死になります。
好きな人に殺されたいという願望があっても、行動に起こす人はいないハズ。
こういった常軌を逸した行動が、森田がヤバイと言われる理由なのです。
④不倫相手の妻に直接暴露した
森田がヤバイと言われる最大の理由は不倫を暴露したことです。
そして暴露のタイミングがヤバイのです。
末吉はプロポーズをしようと家族に協力してもらいサプライズパーティをしようと森田を家に招待します。
末吉の様子をみて特別な日になることは一目瞭然で、森田も当然プロポーズされることは分かっているんですよね。
森田は、プロポーズされることを知ってて「今日は忘れられない日になる」って言うんだけど・・・なんだか嫌な予感がして怖いい!
末吉は注文していたケーキを取りに外出するんですが、その隙に森田は母親の百子の部屋に入っていきます。
よりにもよって、プロポーズされる日に百子に直接暴露しちゃうんですよね。
しかも百子は脳出血の後遺症で半身不随になり、車椅子生活を余儀なくされている状態なのです。
自由に動けない病人に向かって、堂々と不倫をしていたなんて言ってのける森田が本当に怖いです。
プロポーズされる日に、交際相手の母親に不倫していたことを暴露するなんて、森田の尋常じゃない行動はヤバイですよね。
住みにごりの森田『ヤバイ行動』を見て気づく現実問題
『住みにごり』森田のヤバイ行動になぜ興味を持ってしまうのでしょうか。
森田が登場すると、いったい次は何が起きるのだろうとドキドキさせられ目が離せなくなるのです。
「欲望」をさらけ出す姿が人の興味を引き立てる
森田はとにかく愛されたいという欲望が誰よりも強く、欲しいものに対して貪欲です。
西田家の家族になりたいという欲望は、森田が幼少の頃から家族の愛を知らずに育ったためです。
そして西田家に幻滅すると、今度は破壊したいという欲望に駆られちゃうんですよね。
好きな人を困らせてやろうと思う気持ちは分かるけど、好きな人に殺されたいという感覚はぶっとんでるとしか思えないわね。
一線を越えて欲しい物を手に入れようとする森田の姿に、次は何をするんだろうと目が離せなくなってしまうのです。
実際に起こるヤバイ「現実問題」がリアル!
森田が起こすヤバイ行動によって西田家は「家族の崩壊」「父親の失踪」「就職難」「引きこもり」「介護問題」など次々と大きな問題を露呈させることになります。
森田が小さい頃から憧れていた西田家も、現代社会で起こっている問題が山積みだったのです。
森田が過去の不倫を暴露したことで西田家は崩壊しますが、不倫問題もワイドナショーでニュースになったりしていますよね。
『住みにごり』は自分の家庭でも起こるかもしれない身近な問題が、リアルに描かれています。
そうそう「自分だったらどうするだろう?」っと『住みにごり』を読んで何度も考えさせられたよ・・・
漫画では3巻から森田がヤバイ行動に・・・
『住みにごり』森田は最初からヤバイ行動をしているワケではありません。
どこにでもいるような普通の幼馴染の女の子として描かれています。
豹変するのは3巻から!
末吉の彼女として西田家に遊びに行くのですが、驚くほど怖い表情をします。
そして森田のヤバイ暴走劇がはじまるのです。
森田のヤバイ行動を重点的に読みたい方は3巻から6巻を読んでみてね!
かわいい普通の女の子からヤバイ女に変化していく様をみるには、1巻から読むのがオススメです!
住みにごりの森田がヤバイ!正体が怖い理由を徹底解説!まとめ
ここまで『住みにごり』森田がヤバイと言われるほど怖い正体の理由を詳しく掘り下げてご紹介してきました。
森田がヤバイと話題になっている理由は、かわいい見た目と裏腹に不倫をしていたことでした。
そして怖い正体の理由は4つありました。
森田のヤバイと言われるほど怖い正体4つの理由
- 目的のためなら手段を選ばない
- 不倫相手をじわじわと追い詰めた
- 不倫相手に自分を殺させようとした
- 不倫相手の妻に直接暴露した
好きな人に殺されたいという森田のヤバイ行動は異常さを感じますよね。
『住みにごり』は、隣家の出来事をのぞき見しているかのような罪悪感や興味が湧いてくるマンガです。
フッ・・・怖いもの見たさってヤツよね
常識の枠をはみ出し欲望のまま行動する森田に対して、その先を見てみたいという気持ちにさせられます。
欲望のまま行動した先にある未来は幸せなのか、結末が気になりますね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。