『青のミブロ』って、あの新選組の話よね?実在した近藤勇や沖田総司が登場するのかしら?
『青のミブロ』は歴史上の実在人物が登場するらしいよ!主人公の「にお」にもモデルがいるのかなぁ?
『青のミブロ』は週刊少年マガジンで連載中の人気マンガです。
歴史上でも人気が高い幕末が舞台となっていて、新選組が出てくる物語となれば面白くないワケが無いですよね!
2024年10月にテレビ放映されたことにより、いちやく有名になりました。
こんにちは~!もひもひです。
今回は『青のミブロ』の主人公「にお」の謎を解説していきたいと思います!
『青のミブロ』主人公の「にお」について違和感を感じてる人も多いのでは?
見た目も名前も幕末の武士らしくない「にお」のモデルはいるのか、そして実在する人物なのかを調査しました。
順番に分かりやすく解説していきたいと思います。
※内容にはネタバレも含みます。
青のミブロ『にお』のモデルは実在する?
新選組という歴史上実在する事柄をモデルにしているので、登場する人物も実在したキャラクター設定になっています。
しかし主人公の「にお」に関しては実在する人物像がいません。
1.名前がひらがなである。
2.外見が幕末の日本ではありえない姿である。
確かに幕末に白髪で青い目をしたお侍さんって存在しない気がします。
しかも目立つので実在していたとしたら、美少年と謳われた沖田総司と並んで話題になっているハズですよね。
さて「にお」についてもう少し深堀してみましょう。
青のミブロ「にお」はオリジナルキャラ
『青のミブロ』で「にお」はオリジナルのキャラクターです。
『青のミブロ』では史実に実在した人物は、そのまま漢字で記載されています。
例えば「近藤勇」や「土方歳三」は漢字表記されていますし、モデルとなった背景の「新選組」もそのまま使われています。
人気のある新選組を題材にした物語は数多く、史実とおりに描くとただの歴史物語になってしまいかねないので、ワンパターンにならない様に「にお」というオリジナルキャラクターを設定したのではないかと思います。
そして実在したならば、幕末という世の中で「にお」の姿はとても異質です。
真っ白な髪に青い瞳をしているので、かなり目立つハズですよね。
「にお」の周りでその姿に触れる者がいないのも不思議です。
私は「にお」の容姿が気になって仕方ないわ
青のミブロ「にお」のモデルは「芹沢鴨」説
『青のミブロ』の「にお」はオリジナルキャラクターとしてきましたが、モデルが「芹沢鴨」だという説も浮上しているんですよね。
残念ながら・・・その線は薄いです。
新選組の初代筆頭局長を務めた芹沢鴨は、乱暴者でトラブルメーカーです。
史実でも剣の腕はめっぽう強いのですが、破天荒な性格ゆえに同志に暗殺されてしまいます。
芹沢鴨と「にお」を比べてみても似ているところが無いんですよね。
「にお」の性格は明るく聡明で観察眼にも優れていますが、剣の腕は弱いです。
「にお」と真逆な存在であるため芹沢鴨がモデルの可能性は極めて低いのではないでしょうか。
青のミブロ「にお」の他にもオリジナルキャラがいた
『青のミブロ』には「にお」以外にもオリジナルキャラクターが登場します。
団子屋のお婆さんや「にお」の血のつながらない妹はフィクションと考えていいでしょう。
その他にも「三匹の狼」という「にお」と同じ年ごろの少年が登場します。
名前は「田中太郎」と漢字で書かれていますが、ありきたりな平凡な名前です。
田中太郎は幼い時に両親を亡くし荒んだ生活をしていたところを芹沢鴨に拾われて新選組に入ることになったのです。
同じく両親を亡くしている「にお」は、卑屈なところはなく明るい性格で周囲を笑顔にしてしまいます。
そんな対照的ともいえる2人が新選組で共同生活を送り親しくなっていきます。
「にお」の内面やキャラを際立たせるために、友人役として田中太郎というオリジナルキャラクターが誕生したのかもしれません。
青のミブロ『にお』と新選組の関連は?架空キャラと実在モデルの融合!
冒頭でも触れましたが「にお」の見た目は変わっています。
令和の世の中なら、若くて白髪もファッションで青い目をしていても流行りのカラーコンタクトを付けてるのかなくらいにしか思いませんが、江戸時代のお侍さんでは考えられない容姿ですよね。
そして「にお」は、なぜ新選組と深い関係があるのでしょうか。
『青のミブロ』は史実に基づいた実在の人物も登場しますし、作品のオリジナルキャラクターも存在します。
幕末が舞台ですので、桂小五郎や坂本龍馬といった歴史上有名な人物も登場しますし、実際に起きた芹沢鴨暗殺事件なども史実に描かれています。
私は、史実だけでは描き切れない事柄をオリジナルストーリーとして融合させることで、物語の面白さとオリジナリティを倍増させているのだと思います。
「にお」という架空のキャラクターと交わらせることで歴史上の人物の思考を柔軟に描くこともできます。
『青のミブロ』には実在する沖田総司が登場しますが、ポニーテールで美男子なキャラクターで描かれています。
イケメンの総司様!まさに私のイメージ通りのお姿だわ
青のミブロ「にお」の過去
『青のミブロ』でオリジナルキャラクターとされる「にお」について少し深堀してみましょう。
幕末の京都に住む13歳の少年「にお」の本名は「ちりぬ にお」です。
幼い時に両親を殺害され、お寺に預けられていた「にお」は、ちりぬ屋のお婆さんに引き取られ血の繋がらない妹「ちりぬ いろは」と3人で団子屋で働いていました。
ここでおや?っと思ったのが、名前が聞いたことあるような韻ですよね。
日本古来のいろはにほへとちりぬるを・・・から言葉遊びのように名前がつけられたのではと思いました。
名前にもオリジナリティがあり際立ってますよね。
青のミブロ「にお」の白髪秘密
『青のミブロ』では「にお」の白髪について触れられていません。
ちりぬ屋で初めて会った時に沖田総司が細雪みたいだと髪の色を褒めた時に「にお」が、これは・・・と何か言いかけてやめてしまいます。
う~ん、視聴者としては言いかけた言葉が気になって仕方ないのですが、この先明かされる時がくるのでしょうか。
一部ファンからは白髪に青い目とひらがなの名前なので、両親が外人でハーフなのではというウワサも飛び出しています。
オリジナルキャラクターなので、あえて細かな設定をせずファンの想像力に任せる画法かもしれませんね。
青のミブロ「にお」とミブロの出会い
団子のちりぬ屋で土方歳三は「にお」の利発で人を見る目が確かなことに気づき浪士組に入らないか入団を進めます。
団子屋で働いていた少年が刀を持つ侍になるのですから、とうぜん「にお」は悩みます。
現代風に置き替えると、配達のアルバイトから国会議員になる程の落差があるんじゃないかなと思います。
しかもミブロは当時、町の人からは悪の集団と恐れられている浪士組。
でも、強くなりたい!世の中を良くしたいという決意と信念のもと浪士組にはいることを決めたのです。
刀など持ったことがない少年が気合だけでいきなり強くなれるワケは無いですよね。
厳しい修業が始まるのかと思いきや、なんともコミカルな日常生活が待っていたりします。
「にお」が幕末を生き抜くさまを実に上手く表現しているところが『青のミブロ』の魅力ですね。
青のミブロ『にお』のモデルは?実在するのか徹底調査!まとめ
『青のミブロ』主人公「にお」のモデルは実在するのかをご紹介しました。
・「にお」はオリジナルキャラクター
・芹沢鴨は「にお」のモデルではない
・「にお」の他にもオリジナルキャラクターがいる
「にお」はオリジナルキャラクターでしたね。
また、モデルが芹沢鴨かも知れないという噂もありますが、性格や剣の腕前など類似する点が無く「にお」のモデルだという説は薄いことが分かりました。
そして団子屋の婆ちゃんや妹、同年代の田中太郎もオリジナルキャラクターでした。
幕末の新選組を題材にしているので、どこまで史実通りに描かれるのかも気になります。
日常シーンはほんわかしてしているので、つい忘れがちですが、ひとまず剣をふるう戦闘シーンになるとシリアスな場面も多く描かれています。
お侍さんが刀を腰にさしていた頃、そして正義と悪と戦っていた時代。
「にお」もゆくゆくは新選組の隊服を着て自ら掲げる正義を貫くのでしょうか。
もしかすると「にお」の真っ白な髪は何色にも染まらないという意思表示なのかも知れませんね。
今後の「にお」の活躍に期待しましょう。
ここまでお読み頂きありがとうございました。